ホアンと稲垣夫婦のホームステイ日記

                                                   愛子 記

             2003年
1月6日(土曜日)!Feliz Ano Nuevo!a
        


明けましておめでとうございます。今年も宜しくお願い申し上げます。

年末にコロンビアからの贈り物が届いて、その嬉しい気持ちが持続している。
というのも、ホアンが私の好きそうなラテン音楽のCDを沢山送ってくれたので
毎日それを聞いている。ラテンミュージックは明るいハイテンポの曲が多いので
気持ちも、ついウキウキしてくる様だ。

今年は年末31日の大晦日から田舎に兄弟全部集まって、新年を迎えた。
主人はそれこそ明けても暮れても、神の倉にパラグライダーに出かけている。
田舎ではみぞれや小雪が舞い震えるような寒さである。
パラに出かけても飛べそうにないので、親戚の年始廻りをして一日は暮れた。
東京から帰って来ている長男も、なるべく早く東京へ帰りたいというので
私達も2日の夜には広島へ帰って来た。

それが丁度良かった!2日の真夜中2時半過ぎ、ホアンが電話をしてきてくれた。
というのも、こちらから送った荷物が年末ぎりぎりにホアンの所へ届いたらしい。
あら、めずらしや!ホアンが自分から電話なんぞしてくる事なんて、滅多にというか
絶対に無い事だが!
この度の荷物の中にホアンの大好きな”お漬物”を密閉して入れて送った。
それが、心配で心配で、着いたら必ず電話頂戴ね!と何度も念押ししておいたからだろう。
味が変わってはと思い、漬物桶から出して洗わずにそのまま密閉して送った。
ホアンが袋から取り出すと、お父さんもお母さんも”臭〜い!!”と部屋から飛んで
出ちゃったよ!とホアン。
でも後から、「私達も食べた〜い!」と言われたそうである。
今その漬物、僕冷蔵庫に入れてるよ。と嬉しそうに言ってくれるのだが・・・・。
果たして、味も変わらず届いたのだろうか??日本では今冬で気温も漬物には
好条件なのだが、コロンビアでは日本の夏の様に厚いはずだから、まともに着いたか
どうかは、少し疑わしいが・・。
そして、去年ホアンと一緒に漬けた梅干も小瓶に入れて送ってやった。
「おかさん、梅干もありがとう!!」とホアン。
今回はクリスマスの関係かいつもは一週間で届くのだが、2週間程かかっていた。
ホアンのお母様が、「お寿司を作ってみたい」と言っておられたので、巻き寿司用の道具を
揃えて送ってあげた。
クリスマス休暇でホアンの叔父さん(例のMITで学び、世界銀行で働いておられる)も帰って来て
おられるので、「僕お寿司を作って食べさせてあげるんだ。」と、張り切るホアンであった。
日本に居た時、一度、『巻き寿司』を教えてやったけれど、美味く出来るといいが・・・・。

    ”難を転じ  ますように!!!     千両!万両!お金がたまります様に!!!

   福も来ます様に!!ちょっと淋しいしめ飾り・・・。     Hoy nevo'.  ごらんの通り雪景色!

ホアンの送ってくれた荷物の中に麗奈へのクリスマスカードが入っていた。
連絡すると、由也と連れ立ってとりにきた。
久しぶりの我が家への訪問である。
ホアンの送ってくれた写真を見たり、音楽を聞いたりして、楽しいひと時を過ごす。
神の倉へ飛びに行った主人だったが、風が強くて飛べなかったようで、早めに帰って来た。
4人でホアンの事や、将来の事などを語りながら、食事をした。

   Los dos viendo fotos. アルバムを見る二人    ホアンのママが書いて下さったのよ。Madre de Juan escrivio' para mi.

   mazapanes y fruta fresca マジパンや甘い果物の砂糖漬け    チャーハンもよく作ったよね〜!

1月7日(日曜日)『ホアンから電話・エリックから贈り物!』

明けて私達にもう一つ嬉しい事があった。
あの、コスタリカのエリックから荷物が届いたのだ。
T−シャツと私にはラテン音楽をカセットにダヴィングして送ってくれた。
そして、日本にいた時に、ホアンとエリックと私達で、近くのくるくる寿司へ食べに行った事があった。
今エリックはコニカでアルバイトをしているので、その時の写真を大きく引き伸ばして盾にして送ってくれていた。
ああ!エリックありがとう!とっても嬉しかった!!
翌日エリックに、お礼の電話をする。
日本を去ってからすでに1年足らずになるので、エリックも日本語が少したどたどしくなっていた。
でも、T−シャツには”お父さん””お母さん”ときれいに日本語で書いてくれていて
とっても感激した。
エリックも3月からバスで20分位のところにある大学に通うと言っていた。
今なおホアンとも連絡を取り合っているらしい。
ホアンもすでに大学進学でボゴタに移っているはずだ。
お母様がメールで再び子供達を離れ離れになる事が淋しいと書いておられた。
でもホアンは喜んでいるそうだが・・・・。
二人のこれからの成長を楽しみに、ずっと見守っていてやりたい私達である。

   Gracias Erik!!    コスタリカのお土産です!!

   コスタリカの新聞 periodico de costa Rica    丁寧なエリック

                 日本での楽しい思い出・・・Comimos Sushi con Juan y Erick