１1　　月

１１月３日（文化の日）　　平和カップ 本日はハングとパラの平和カップ初日である。 （この記録は大会の記録ではありません。私の見えた事柄だけです） 朝７時半に集合がかかっていたので、早起きして出かける。殆どのスタッフは集合していた。 今回、パラの方は四国三郎の大会と重複したので、選手の集合具合はちょっと淋しかったが ハングの方は盛況のようであった。 ９時半の開会式後、ハングは早速荒谷山に移動した。 　　　　 パラは曇りで北東風の為、ランディング場で待機。 皆さんいっときも休まず立ち上げ稽古を始め、ランディング場には色とりどりのパラの花が咲いた。 １０：３０、荒谷山に決定し皆さんそちらへ移動開始。 私の本日の役目はダミーフライト。その後ゴール途中の高圧線付近で安全監視を仰せつかった。 １２時近くハング３機、ダミーでテイクオフ。じわじわとあげ始める。続いてパラもダミーで芦刈さん出る。 前方沖で粘って揚げはじめるがトップアウトしない。続いて倉田さん・渡辺さん・私と出る。 ＋５０ｍ位まで上げる。正面にないかと廻り込んで行くと、あっという間に高度失ってしまった。 無線で『ハング、ゲートオープンになりました！』と入感あり。メインランディングに届かそうと まっしぐらに走ったがお寺前であえなく撃沈！！ パラもゲートオープンになった模様だがなかなか上がらず。神の倉に移動して、オープンクラス共 スタッフも参加しフリーのターゲットお遊び大会となった。 安全監視員も不用となったので、私も神の倉に上がって参加。 １本目は一歩オーバーで直径１．５ｍターゲットをはずす。 ２本目は同時侵入になりそうなのでスタッフである私は ランディング片隅に降ろす。 夜9時からはなにやらフラメンコパーティがあったらしいが、大会は後２日あるので、 おじさんは疲れるので早めに引き揚げる。 後で聞くと相当盛り上がったらしい！

１１月４日（土曜日） 大会２日目。今日は嫁さんもスタッフを仰せつかっていたので、９時頃目指して一緒に出かける。 朝から雲ひとつ無い秋晴れの天気だ！。 本日はテイクオフスタッフ兼レスキュー隊である。 昨日焼きそばを福場さん一人が汗だくで頑張っていたので、盛り付けの手伝いでも したら、と嫁さんに言っておいた。 　　　　 選手９：３０集合。本日も北東がらみで１０：３０までＬＤでウエイティング！ １０：３０になっても北東風は変わらず。 それを見て大会委員長荒谷山移動を決定。私も皆さん乗せてボンゴで荒谷山に移動。 荒谷山からダミーフライトするも、まだサーマル成分は無く平岡建設裏に下りる。 それをランディングからしっかりと見ていた嫁さん、迎えに来てくれていた。 続いてダミーで出た松永さんも同じ所に降り、一緒にランディングに戻る。 プレジャークラブの武茂さんが送迎車をピストン輸送であったらしい！！ １時過ぎランディングにいたところ、”さあ私の出番が来た。 ”レスキュー隊の出動要請がかかった！ 神の倉からテイクオフした神の倉メンバーのＩさん、林道上のすぐ上にツリーランしたらしい。 回収作業しながら荒谷山上空に眼をやると、ハング・パラが入り乱れて旋回している。 結構高度も稼いでいる。真上を神の倉のタスクをとる選手が飛んでいる。 東京の児島さん（コジワン）が低い高度で様子を見に来た。 ツリーランの方は身体は無傷。ライン１本切ってしまった程度で済んだ。 近くで弁当を食べながら見ていた地元の林道作業員さん達がすぐに駆けつけて下さり、 私たちが駆けつけた時は初期救助は既に終り回収も殆ど手がいらない状態であった。 　　　　 夕方３：３０にはゲートクローズとなり荒谷山からフリーフライトとなる。 荒谷テイクオフ場には大会委員長の児島さんと私だけとなる。 テイクオフの風は５〜６ｍと強めになっている。 倉田さんが２時間ばかりリッジソワリングしている。 先程テイクオフした工藤さんがソワリング開始。 遅まきながら私もテイクオフし、思い切って右うしろの谷奥に流し、ようやく リッジ取れ始め＋５０ｍ位で安定。 他の３人は前に出て中間地点まではレベルキープしていたがその後沈下して行った。 一時間ばかりリッジソワリングした私、あたりを見回すともう誰も飛んでいない！ 下では夜７：００からの歓迎パーティの案内をしている。スタッフが遅くまで飛んでいるのも 恥ずかしいので、荒谷山山頂（地上５３０ｍ）から一直線でメインランディングへ！！ 夜はリンダルで歓迎パーティ！盛り上がって酒浸しの様子？？？ おじさんは失礼した。

平和カップ風景

１１月５日（日曜日） 平和カップ最終日。 夕べ泊った田舎から嫁さんと一緒に神の倉に駆けつける。 本日は大会前の天気予報をよそに秋晴れのいい天気である。 本日私はダミー及び送迎者のドライバーを仰せつかった。 嫁さん昨日は焼きソバが盛況だったようだが、本日は店は無し！との事でとりあえず １１：００頃荒谷山に上がる。ハングは既に何十機も組みあがってスタンバイ。 暫くすると、北風からフォローに変わってしまい急遽パラメンバーは神の倉に移動となる。 神の倉より１本目ダミーで北斜面からテイクオフ。尾根越えの所でかすかにリフト有ったが 廻す程なし。ダミーの役割を果たすべく鉄塔下をトラバースするも何も無い。 あまり広範囲を探ったので高度下がりアウトラン覚悟したが何とか届いてホッ！ 広大古川が「パラ道具を忘れたので持って上がって下さい！」という事で再度テイクオフに上がる。 北斜面から近藤のおばちゃん梢をスリスリしながらテイクオフ。 西からも入りだしたのですぐにダミーの私、テイクオフ。 競技委員長児島さんから、『タスクを探って下さい！』とのきついお達し。 もう一度鉄塔下を探るも何も無しでぶっ飛んでしまった。ごめんなさい・・・・ ３０分位すると西斜面前で上がり始めた様子。２０機ばかり一斉にテイクオフ。 一時は蚊柱状態となり、素晴らしい光景にテイクオフスタッフもこの光景に期待膨らむ。 しかし、最高でも+２００ｍ位で、残念ながらあまり走り回れなかった様だ。 荒谷山では、ハングは20機ばかりが+500〜+1000ｍ(地上1500ｍ）くらい上げている｡ ハングはゴールに向かって走っているようだ。良い状況になり良かった！！！ ３時３０分神の倉ゲートクローズとなり、「フリーフライトして下さい」との事。 本日選手はリフライト無し！という事で送迎用ドライバーも不用となり、フリーフライトの人達を ３時頃神の倉に上げて、私もフリーフライトさせてもらった。 嫁さんも朝から神の倉のテイクオフアシスタントで、神の倉に上がったきりなので ”おまえも飛べ！”と機体を持って上がる。 風もそこそこのが入っている。 嫁さん、北斜面からテイクオフ。リバースで立ち上げて振り向くと、突風でちょっとあおられる。 ゆっくりと機体修正し”華麗”にテイクオフし、皆さんの拍手をもらっていた。 もう一本と私も最後頃テイクオフしたが、ビジターさんと同時進入になりそうになり 翼端折って下の段の一番端っこに降りる。 降りると既に大会成績発表が始まっており、成績優秀者はそれぞれ用意された 賞品を手中に。３日間の平和カップも無事大した怪我･事故等も無く閉会式と相成る。 ハングは成立したようだが、パラの方は昨日との集計結果で順位など決めたようだ。 何はともあれ、３日間一応良い天気に恵まれ、遠方から参加したメンバーの方々には 本当にご苦労様でした。 これに懲りず、来年も御出でください。

１１月１１日（土曜日）　初スタチン 晴れ、北東風。風向きが最悪である。とりあえず荒谷山に上がる。時々正面からブローから入る。 倉田さん、最初にテイクオフ。右沖で弱いサーマルヒット。粘って＋５００位まで上げる。 神の倉へ谷渡りし、一時間強の一人フライト。 すぐに後を続いて飛び出した面々、あえなく何事もなくメインランディングへ。 ２本目は神の倉組と荒谷組に分かれるも、どちらも似たり寄ったり。トップアウトなし。 とうとうやってしまいました。 （５年間大切にしてきた栄光を失ってしまった） ３本目を児島さん・松代さん･石田さん・時安さんと私、神の倉組が撤収すると言う無線を聞いて５人で 荒谷へ。左の尾根からかぶっているとは思っていたが、一応左サイドからテイクオフ可能。 １６：００時安さん、石田さん、テイクオフ。よたよたの感じでメインランディングへ。 次に松代さんが４回も立ち上げるが、なかなかきれいに上まで上がりきらない。 「次に上がらなければやめます！！」と宣言。 やはり上まで上がらない。キャノピーかたずける。 （松代さんは本当は立ち上げやグラハン上手な人である） その時私もやめれば良いものを・・・・！ 「ここで私がきれいに立ち上げて・・・・ウッフッフッフ・・・」等と考えたのが間違いでした。 クロスでたちあげ、キャノピーちゃんと形成されている。「よしッテイクオフ！！」前つのめりで走る・ ハーネスに乗って浮いてはいるが、リフトを感じない。斜面と同じ傾斜角度で飛んでいる。 １０ｍ位斜面を下り２段目のコウノトリの巣（荒谷山テイクオフ斜面は伐採した 樹木が段段に積んである）の次は２ｍ位段差がある。 あれにバウンドして前方に回転？落下するとヤバイ事になりそうだ！！ 「降ろそう！」ブレークコードを引く。ほとんどブレイクコードにテンション無し。 思い切って引き、身体を横向きに（スキーのストップ姿勢）にし、 コウノトリの巣にランディング。はねたら怖いので左手で巣を掴むも、勢いがあるので 掴みきれない。一回バウンドして、それでもコウノトリの巣の中。助かった！！ あとから左手の指の付け根がはれていた。 筋をいためたのと変な姿勢で着地したので腰が痛い！ （私の腰はガラスの腰）身体もキャノピーも無傷でした。 とうとう５年間守りつづけたスタチン０の記録破れる。残念！無念！ でもあとからこの初スタチンを感謝する事に！！ ３０分位で回収。児島さんがテイクオフ。出てすぐ正面の小山手前左で大つぶれ。 キャノピー右２/３がくにゃっとなり１０ｍ位自由落下！。何とか回復するも左右が交互に くにゃくにゃしている。全然テンションないようだ。谷に入ってしまった。 山チン間違い無しと松代さん無線のあるハーネスに走り寄る。 くにゃくにゃしながら尾根を２/３位下がる。 非常に不安定な状態となり、児島さん風上にキャノピー向けたが、 次は４／５程カリントウの様にキャノピーよじれる。 １０ｍ位自由落下。旋回には入れないように必死で頑張っている。 右に左にバッタンバッタン潰れている。 さすが児島さんくたぶれたブーメランをなだめつ、すかしつ回復させ 谷底からリッジ拾って抜け出してきた。 あとは何事もなくメインランディングへと・・・・。 もし私がスタチンしなくてテイクオフ出来たとしたら・・・・。 完全に山チンしていただろう・・・・。 今はスタチンさせて貰った事に、感謝をささげている自分であります。

１１月１２日（日曜日） 朝は曇天で条件良くない。昨夜少し雨が降ったようで、朝からどんよりしている。 風も５〜６ｍ吹いている。１１時頃ランディングに着くと果たして少ない。 小脇夫妻・芦刈さんしかいない？ 最近あまり良い飛びがないのに患者の皆さん中毒症状治まっているのかな〜？？ 呉から岡本さん来るが『風が強いので荒槙に行こう！』と誘って荒槙に出発する。 向原手前まで来ると、携帯で「神の倉で飛べますよ〜」と児島さんが挑発してくる。 ”ここで背中を見せるのもしゃくだ！”とバカな事を考え、しかしランディングに引き返す。 せっかく昨日のスタチンのお祓いを「荒槙で初歩からやろう」と思ったのに！！バカな私！！！ 広大、藤原含め６人で神の倉へ上がる。あとから広大石本・藤谷追っかけて上がってきた。 時々１０ｍ位の突風が吹き付けている。 児島さんキャノピー広げ風の落ちる瞬間を見てテイクオフ。 常に南南西４〜５ｍは吹いている。出てすぐ左沖で１／３程潰れる。真っ直ぐ対面の山を目指す。 半分位の高度ロスで斜面に取り付く。南の風かリッジを拾い、じわじわ上げ始め稜線まで 上げてトップアウト。 これを見た小脇さんもテイクフオフ。まっしぐらに対面の山へ行き、中腹に張り付くも、 なかなか上がらない。４０分位のバトルが終わり二人ともランディング。 神の倉からはあとは誰も出ようとしない。 もう少しダミーが欲しいところだが、延々と待ち時間になりそうなのでぶっ飛んで荒槙へ移動しようと決意。 ちょっと納まった時、一瞬芸でテイクオフ。出てすぐ持ち上げられる。南を向き偏流飛行。 ホバーリング状態。時々ヘコッ！ヘコッ！とテンションなくなる。潰れるわけではないがあまり気持ち 良くないので、沖に流す。あとは何事も無くランディング。強風で１.５ｍのターゲットは垂直降下気味で 一足はずす。荒槙へ移動。 本日は松代さんは子守りでいっちゃん同伴で遊ばせている。 お父さん一人で一日無事過ごせるか？ 荒槙に着くと「飛び亀」「SORA]「広大」の練習生１５名ばかりと賑やかである。 着くなり福山の石田先生の「アルファ2」試乗させてもらった。味はイプシロンと変わらない様に思った。 フライトしたわけでないので、何とも言えないが安心機の様である。 次に岡本さんの「エフェクト」を借りた。素直にライズアップするし安心機とみた。 唯リフトの力が結構強く、アルカス　スピリットの味に似ていた。風が強いと、立ち上げの コントロールにてこずるかもしれない。立ち上げたまま、一番高いところまで行き、 テイクオフ⇒ブレーキング⇒ホバーリングで降りたら、山本さん後ろから押し出し遂に本格的に テイクオフさせられた。（荒槙は飛んだら自分の足で上がってこないとならないので出来るだけ 飛び出さないように様にしていたのに！！）良い風があるので南斜面で３回リッジターン切って直進。 オーバーウエイトにもかかわらず良く飛んだ。風が西向きに変わり練習終り。 テージャスランチで遅いランチ。 福山の石田せんせい「海外で飛んでみたい」等とA級とったばかりなのにもう夢は海外まで延びている。 ああもしたい！こうもしたい！と夢を膨らませている今が一番最高に幸せな時だろうな〜！！ 一時間ばかり話込んで４時頃荒槙を出発。神の倉に戻る ランディング近くまで来ると、１０機ばかりがプッカリコと浮かんでいるではないか！ アーベント＆吸い上げか？井原の谷全体で煙が真っ直ぐに立ち登っている。 もう一時間飛んでいるそうだ。とにかく大急ぎで神の倉へ。 すぐに西斜面からテイクオフ。北斜面に廻り込み少しリフト感じながら鉄塔下へ。 尾根近くでリフトあり。山へ近寄りながら上げて行く。 鉄塔下でターン。先程の尾根で上がりながらターン。ついにトップアウト。皆さんと合流。 テイクオフ上で小脇さんと兵萬さんがいるので行ってみる。テイクオフ南でターンしてレベル以下となり あとは順調に降りる。２０分のフライトなるも、ぎりぎりにトップアウトに間に合って気が晴れた。 小脇さん兵万さんトップランして車を下ろす。

11月１８日(土曜日） 朝から北東風で強風。 山本さんはタンデム予定があったので、既に到着していた。 １０時頃タンデム予定のパイオニアガールが古藤さんと到着。強風でどうにもならないので、 時安さん・呉の岡本さんと一緒に荒槙に移動。荒槙は３〜６ｍ位の風の中、平地で「広大」「ＳＯＲＡ］ 等の練習生が立ち上げの稽古をしていた。私も久しぶりにグラハンの稽古。 パイオニアガールにいいとこ見せようと思ったが、歳のせいか一瞬、一瞬グライダーの操作が遅れ 傾きが大きくなる。傾斜面でホバーリングを２度ばかりやっただけで、久しぶりの運動で大汗をかいて しまった。普通なら強風でシャツが汗でべたべたになり、大風邪をひくところだが・・・ 本日は登山用の下着を着て来た。吸湿性・保温性・発汗性の良い物を着て来た。 大汗かいているのに全然べとつかず冷たくない。汗をかいているだけで冷たいはずなのに暖かい！ ネパールに行くのに買って本日試着だったのだが、買って大正解であった。 そのうち児島さん･芦刈さん・井口さんも顔を見せた。神の倉は全くダメらしい。 ３時過ぎ神の倉へ移動。ヤッパリ強風。 山本さん、古藤さん・パイオニアガール・時安さんと一縷の望みを託し神の倉へ上がってみる。 強風の中、ハングあおられてスタチン。回収後古藤さん達は諦めて下山。 児島さんハングのスタチン聞いて上がって来た。ハングも６機ばかりいたが、 強風で飛べそうに無いので解体を始めた。 さすがの児島さんも下山の様子。本日はハングが一機スタチンしただけの日になりました。

１１月１９日(日曜日） 今朝の新聞は燦然と輝く晴れマーク！！ 空もよく晴れている。嫁さんは花研究会とか・・・。 昨日も一本も飛べてないので、勇んで出発。 ランディング場が近づくにつれ、だんだん雲量が多くなってきた。竹やぶも結構揺れている、 とりあえず第一陣で児島さんの車で荒谷山に上がる。１本目ぶっ飛んでハングのランディングへ。 中村さん、迎えに来てくれてそのまま荒谷へ。 倉田さんトップアウトして＋１００ｍ位でリッジソワリング中。 小脇さんテイクオフしてすぐに、ウエイトの水を放水し始める。 軽くなった小脇さん、左の尾根に貼り付き倉田さんに追いつく。 井口さん追いかけてテイクオフ。同じく左尾根で粘ってトップアウト。 私も左尾根にテイクオフしてすぐにとりつくのは初めてであるがチャレンジ！！ ５０ｍも高度失わずに左尾根に貼りつく。リッジをとりながら少しづつ上げて行く。 １０分位でトップアウト。＋１００ｍゲインし皆さんに追いつけた。テイクオフ真上まで行ったら 余りリフトなくそのままずぶりながら、井原駅裏へ降りてしまった。 ２０分間のフライト。３本目私のボンゴに６名詰め込んで荒谷山へ。 倉田さんと児島さんはまだ荒谷山山頂で粘っている。さすがだ・・・・！ 今度は正面から入っている。藤田さん正面沖でレベルキープで廻し続けている。 本日は朝から日照がないので、良くはならないと思いテイクオフ。 前の小山（−５０ｍ）で何とかリッジを拾い粘ってみる。何人か一緒にリッジを取り出した。 私は先程の左尾根に行ってみる。ステイ出来るかどうか位だったが少し前に出てはずしてしまった。 老人ホーム上の尾根を少しさぐってみてサブランへ。２５分のフライト。 広大２人と一緒に又も中村さんに回収してもらった。 ランディング場に着くと、兵萬さんの遅い御出勤。 もう一度荒谷山へ上げてもらう。 　　　　 テイクオフではＴＳＳのテレビクルーがサンタフライトの前宣伝の為撮影に来ていた。 サンタの格好をして倉田さんテイクオフ。残念ながらトップアウトならず。一直線でランディングへ。 次は児島さんがＣＣカメラをヘルメットにガムテープで止めフライト景色を撮影する為テイクオフ。 何事もなくランディングへ。最後にスパイラルをかましていた。撮影スタッフがランディングで 渡辺サンタをとる為下山。 私も一直線でランディングへ。撮影スタッフが降りて来たので、先程の映像を見せてもらう。 紅葉も映っており（足も映って）なかなかの出来栄え。ヘルメットに付けていたので イメージどおりの絵になるか心配だったのだが・・・・まずまずでした。 最後のスパイラルシーンは見ものでした。オンエアーに採用してくれるか？？ デカバッグを背負った渡辺さんランディングして本日の撮影終了。 １２月２３日放送予定らしい。 武ちゃん！時間教えて！！

11月２３日(木曜日：勤労感謝の日） 今朝は抜けるような秋晴れだ。 嫁さん「１本飛んで田舎に行こうかなぁ〜！」と言っている。 １０時過ぎに出かける。途中友井さんから携帯に�р�り「学生さん２名と私しか居ないのですが〜」 私『今、そちらに向っていますー。あと１０分位です』と答えて、車を急がせる。秋晴れのせいか続々集合。 井口さん・日高さん・中村さん・大方さん・近藤さん・広大木村・友井さん・藤田さんと私ら夫婦 で第一陣荒谷山へ。北東気味で時々前からブローが入ってくる。 ２〜３人飛んで出たが何もなくぶっ飛び。 小脇さんじっと観察していたが１２：３０にやおらみこしを上げテイクオフ。 右小山沖をじっくり粘っている。続いて井口さんテイクオフ。 同じ様に＋５０ｍ位で粘っている。私も追っかけてテイクオフ。 ２人の下に突っ込んで行ったが、一度ゴツンとあったきりリフト無し。 ＋−でステイかな？と思っているとローターに巻き込まれドッタンバッタン。 ようやく抜け出し先程のゴツンと有った所に引き返した積もりが もう一度ローターに！！ 風下で稜線より下がってしまいドキドキしながら井原駅裏へ。 見上げると私よりあとから出た人は全員上げている。 キャノピーたたみながら何度も見上げるも、誰一人降りて来ない。 回収してくれる人も無さそうだし唇をかみながら一人佇む。 幼稚園位の子供二人とお母さん近寄って来たが、ものを言う気力もない。 『仕方が無い、ランディングまで歩こう！！』と思っているところへテイクオフで見ていた嫁さん、迎えに 来てくれる。”ああ・・地獄に仏・・・やれありがたや！”ズタボロの心も少しは癒された。 ランディング場で満員乗車して再び荒谷へ。今度はじっくり観察して出よう！とウエイティング。 小脇さん・日高さん＋５００ｍ位でまだ飛んでいる。中村さんも長くステイしている様子。 ２：００過ぎ鍛冶ちゃん・広大石本・藤谷・崇ちゃんテイクオフして、右小山向こうの谷の上で上げ始めた。 『あの当たりに行ってみろ！』と嫁さんに伝える。テイクオフも一発でうまく出た！ あの当たりだ！と教えたので、嫁さん迷いも無くどんどん右小山向こうの谷の奥に突っ込んで行く。 『行き過ぎて戻れなくなるかも・・・』と無線入れようかと思っていると、強いサーマルに突入。 何もせずに＋５〜６ｍで上がっている。一気に１００ｍ位上がって、やおら廻し始めたが少し外れている。 回してはいるが少しづつ高度失っている。１５分位はステイしていたが、井原駅裏へ消えて行った。 「ちゃんと乾燥した田んぼに降ろした」と後から言っていた。 本日は漬物用の白菜を田舎で取り入れするので、あの１本ですっかり満足して田舎へと向ったようだ。 　　　　 結局私は様子見が長くなり、井口さんと２人になった。井口さんは後輩の面倒見が良く、いつも最後の テイクオフとなる。３時頃になったが、あまり良くならないと判断し、テイクオフし、ランディングへまっしぐらに。 心ズタボロの私は諦めて田舎へ行く積もりであったが、大方さん１本目は一時小脇さんより上空に ステイしたとかで気分良く、「夕方のアーベントねらって神の倉に行こう！」と誘われた。 チョロＱの私は断る理由も無いので、石田さん・崇ちゃんと神の倉に上がる。 嵩ちゃん遠方から来ているので交通費がかさみ、フライト１本が５０００円にも１万円にもなる事が あるので、出来れば１本でも多く飛ばせてあげたい。崇ちゃんランディングするなり、キャノピーを 大方さん・石田さんとで手伝ってたたみ２分間で車中の人に・・・。 神の倉テイクオフに到着すると、きれいに１〜２ｍの風が入っている！フォローで！！！ 少し観察していると無風になる事もあるので・・・。 キャノピー引っ張り出し一瞬芸でテイクオフ。何事もなくぶっ飛ぶ。 他の３人はフライト諦めて３０分程して降りて来た。 本日は殆どの人が３０分から一時間のフライト。 井口さん・中村さん・日高さん・崇ちゃん・まるちゃん等みんな一時間以上フライトしていた。 小脇さんは荒谷から神の倉へ谷渡りして３時間以上飛んでいた。 本日は私だけ取り残された日となった。今週末頑張るぞ！！ 様子見ばかりでなくヤッパ本数もガンバロー！！

11月２５日(土曜日） 昨日の予報では、まずまずの天気の予定だったが雲量が多くなり、あまり良くなさそう・・・。 １２月２３日に田舎から、漬物用の白菜を１００株ほど持って帰り少し乾燥させておいた。 昨夜荒漬けし今朝見ると漬物石も下がっているので、５つの樽を３つにまとめる。 私が無類の漬物喰いだから、他の家庭の３倍は漬ける。 ４斗樽に３ケで納まった。これで１２月中旬以降は食べる事が出来る。 来年の夏近くまで我が家では白菜漬けが食べられる。 過去には美味しくしようと、色んなものを入れて漬けてみたが、塩・こんぶ・とうがらしだけの シンプルなものが一番美味しい様である。 私は漬物だけにはうるさい（しかし白菜漬だけ！！）ので嫁さん色々苦労したが、結局単純明快 なのが一番美味しかった。 そんな訳で一緒に出かけたので少し神の倉への御出勤が遅れた。 今日・明日と学生達のハングの大会がある。遠くは関東からの参加もある様で、良い大会になると いいのだが・・・。 ランディングに到着すると、ちょうど石田さんが広大藤原・嵩ちゃん・鍛冶ちゃん等を乗せて荒谷に 上がろうとしていた。 「ボンゴに積み替えて一緒に上がろうか！」と誘ったがハング用のダミーは早く上がって来いとの お達しで私は置いてけぼりをくった。 仕方ないので誰か早く来ないかな〜・・と待っていると広大石本・藤谷、次いで中村さん・友永さんが 到着。荒谷はハングがひしめいており、ダミーはさっき石田さん達が上がった。 神の倉を見上げると北風がホロホロと入っている。神の倉へ行こう！とセブンイレブンとパン屋で 昼食を調達して神の倉へ急ぐ。 雲量は依然多く日差しもなかなか出て来ない。 荒谷山を見てもなかなかダミーは出ない。 パンをかじっていると、赤い機体つづいて青い機体が出て行った。崇ちゃん、石田さんの様だ。 ダミーに続いてハングも次々にテイクオフしていく。全然上がらない。 腹ごしらえも済んだのでやおら腰をあげる。・・・が条件はあまり芳しくない。 ハングもあらかた飛んでランディングしたので、友永さんぶっ飛び覚悟でトップを切ってテイクオフ。 続いて広大石本・嫁さん・広大藤谷・中村さんそして私。 みんな仲良くぶっ飛んだ！。 降りると兵萬さんが車を出して上がろうとしている。急いで詰め込んでもらって荒谷に上がる。 ハングの残り組がスタンバイしている。ゲートクローズもせまっている。 地森さんグルーブでテイクオフ。お寺のある山並みのど真ん中を高度を落とさず 越えていった｡無線で「ミニマムとれるよ！」とハングを引きずり出す。 追っかけていったハングはらくらく山並みを越えていった。 流石！地森さん！どんな読みをしたのか私には見当もつかない。 　　　　　　　 残りのハング選手も３時半のゲートクローズなので、急ぎテイクオフ。 さあフリーフライトだ！・・・・といっても全く無風。コジ１ぶっ飛ぶ。続いて私。 「サブランに降りたら拾って下さい」と言い残し飛びだす。 コジ１先にランディング上空に着いているのでウイングオーバーで先に降ろそうと高度処理してくれている。 私は３分くらい後にテイクオフしたのにそれでも同時進入になってしまった。 私はもう一度川の上を旋回、少し低かったがワンターン。ターゲットは１歩越えた｡残念。 次々に荒谷に上がったパラメンバー、メイン目指して飛んで来る。 嫁さんも目指してはいるようだが、気持ちは駅裏サブランのようだ。 よたよたしながら高度ギリギリのワンターンでメインに降ろした。 「無風のなかクロスで立ち上げて出て来たよ！！」と鼻息荒い！！ 神の倉に私のボンゴがポツンと一台残っているので、広大藤谷の車を借りて回収に上がる。 おや！車がもう一台有る！！見ると丸ちゃんと崇ちゃんそして広大藤原が居る。 丸ちゃんビデオ撮りを頼まれたのだろう、ビデオ片手に藤原のテイクオフをにらんでいる。 テイクオフしウイングオーバー5〜6回そしてスパイラルかましていた。 ちょっと雨模様になってきたので、急ぎ崇ちゃんを押し出す。 崇ちゃんローリングそしてスパイラルの筈が1回でやめた。 恐怖心の克服か？陰ながらがんばっているようだ。 私は本日もやっぱりぶっ飛びで終了した。

11月２６日(日曜日） 週間予報では雨だったのに朝から良い天気だ。何か得した気がする。 ランディングに向っていると山本さんから�пB 「ビジターの方が２名いるので同乗させてあげて下さい」との事。 到着してみると、児島さんと話をしている人がその人だった。 ランディングした人にも声をかけ、上がろうとしたら９人になってしまい児島さんも車を出す。 大佐のＪリーグ大会を終えた選手達が７〜８名来ている様だ。 今日も学生達のハングの大会なので、荒谷山だと早くダミーで出ないと 選手に悪いのでと思い早めの準備する。 先にパラのダミーが２機、右小山を探る。山本さんに言われて私は正面尾根筋を探ってみる。 ステイ出来るかどうか位のリフトを廻しているうちに高度を失い正面サブランへ。 ハングの広大回収車の堀部が『どうぞー！』と言って、たたむのを手伝ってくれ始めた。 広大藤原もこちらに向かって飛んで来ているので、「君達大会があるのでいいよ！」と遠慮した。 後で聞くと藤原は『広大ハングの回収車がいたので駅裏でなくこちらを目指したのに、 降りる前に行っちゃった！！』と悔しがっていた。 荒谷上空にはサーマル雲が発生し始め良い条件になりつつある様だ。 マキちゃん、崇ちゃん、広大藤谷の女３人のバトルが尾根筋最後の所で繰り広げられた。 ３機共粘りに粘っていたが、広大藤谷が巧くヒットし上昇。ついにトップアウトした。 ３０分位遊んで神の倉に谷渡り。広大藤谷！女を上げた！！！ さて誰か回収来てくれる人は居ないかな〜？・・・と思っていると 山本さん�рﾅ「大佐の北さんに回収お願いしてみます」と言ってくれた。 話の食い違いか？なかなか北さん見当たらない！！ 広大藤原は、サーマル雲発生しているので、ヤキモキしている。 そこへ何故か友永さんが迎えに来てくれた。『やれ、うれしや！！』と乗せてもらい 川土手のサブランに女性一人を回収に廻る。 山本さんから「北さん、迎えに行ったはずですが〜稲垣さん何処ですか〜？？」 ”しまった！北さんと入れ違いになってしまった！！” ビジターである北さんに回収までさせて、スカピンくわして大変申し訳ない事をしてしまった！。 山本さんにも北さんと私の間に入って�рｵて結局”おおかみ少年”にしてしまった。申し訳ない！！ ランディングに到着して私はパラを降ろしたのだが、友永さん『神の倉へ上げてあげるよ！』と私と 広大藤原・大佐の大和のしんちゃん・先程回収したＪリーガーで福井から来ていた女性を連れて 上がってくれた。 神の倉テイクオフに着くと、荒谷から白っぽい機体２機と神の倉からの１機が ＋５００ｍ〜８００ｍ位を飛んでいた。 ハングはスカッと上がらずじまいであった。 一時間ばかりウエイティングの後ブローが入り始め１０機ばかりテイクオフ。 しかし兵萬さん一人だけ生き残り＋２００ｍで４０分ばかりソアリングしランディングへ・・・。 プレジャークラブの竹井さん・吉岡さん・竹繁さん･山口さんに久しぶりに会う。 吉岡さんはマツダを退職され、外国を５０ケ国旅行する事を目標とし、既に３５ケ国を廻られたとの事。 母校の役員をされたり、子供達のロボットコンテスト大会の役員をされたり、さまざまな社会活動をされ パラもやり、世界旅行もと、絵に描いたような理想的な老後（失礼！！）を過ごされている。 私も吉岡さんに近づきたいところである。しかし私は将来お金は有るとは思えない。 時間だけは有るという状況になれば、あれも！これも！と思っているのだが・・・・いつの事やらである。 下の写真が２ケ月前に吉岡さんペルーに行かれた時の写真である。 　　　　 　　　　 第２弾目のブローで竹井さん達も飛び出す。 私も西斜面からテイクオフ。 うしろにも沢山控えていたので、すぐに鉄塔下を目指す。 尾根を超える時少しリフトを感じたが廻す程でもない。八の字をかきながら下がってしまった。 少し上を竹井さんが頑張っている。その上を小脇さん、サブロク描いてトップアウトしてしまった。ウーン！！ 私も竹井さんもあえなく撃沈！。 プレジャーの人達は回収に上がるというので私だけパラを持って上げてもらった。 一時間ウエイティングしたが良くならないし、田舎に嫁さん迎えに行くので ４時過ぎにテイクオフしぶっ飛ぶ。 ターゲットを狙ってど真ん中を力一杯踏んづけた。少しは気が晴れた。