10月毎週書き込みに追いかけられる!でも頑張るぞ!!

10  月   日付けを逆にしてみましたが非常に読みにくいのでそのままです。
10月1日(日曜日)
昨日の予報は曇りであったが、朝起きると日が射している。
雲量70%位だったが、10時近くになると雲量40%位になってきた。
昨日飛べなかったので張り切って出陣!
嫁さんお花の講演会だそうだ。
なんでも上層部の偉ーい先生が来て、花生けのデモンストレーションが有るらしい。
それでは!と私はそそくさと身支度をして、いざ神の倉。


神の倉ランディング場に到着すると、山本夫妻・福場さん・大方さん・石田さん親子・石原さん・
武ちゃんそして広大の学生達が来ていた。あれれ・・近藤のおばちゃんは??
孫の守やら来客やらでしばらく飛びに来てない。パラ中毒症状悪化しておかしくならなければ良いが・・・
そういえば”紙一重”の小出さんも暫く見ないが???なにか深いわけがあるのだろう!・・・・・・・
北東風2〜3m位で吹いている。とりあえず荒谷山テイクオフに上がる事にする。
途中、児島さんとすれ違ったので、もう一度引き返し無理矢理詰め込んで荒谷山に上がる。
テイクオフ場に設置しておいた日陰用のテントが風雨でハトメ部がちぎれてダメになっていた。
しばらくウエイティング。北東の風2m。
トンビが一羽フラフラと飛んでいるが、上昇しない。先頭を切って児島さんテイクオフ。
左を探るが何もなく沖に出る。弱いながらサーマルヒット。
レベルキープ状態が続くがなかなか上昇しない。辛抱してステイ。
トンビが4羽寄ってきた。いつも感じているのだが、神の倉のトンビ共は”横着者”といおうか、
サーマルの案内人とはなってはくれていない。
逆にパラがセンタリングをし始めると、どこからかともなく寄って来て
遊んで帰るという、”ふとどきトンビ共”が多い。

児島さん強いサーマルをヒット。その後順調に上げ+800位で雲中へ。クロカンへ出発!!
その後、姿は見ていないが無線傍受によると、白木山を越え、可部町を過ぎ、
広島北ジャンクションまでは聞いたが何処にランディングしたのか?
3時間近く飛んでいたように思う。

荒谷山テイクオフ2番手は山本さん。風向きは北東から、南東に変わった。
山本さん弱いサーマルでステイしている。様子を見ていた私もテイクオフし、一目散に
山本さんの50m位下に付けるも、廻すほどのリフト無し。
ウロウロ、キョロキョロしているうちに完全にリフト帯はずし、ぶっ飛びサブランへ。
山本さん、その後順調に上げ、雲中に消えた。
しかしクロカンには出かけず、無風になり皆が荒谷山から神の倉へ移動したので、
山本さんも神の倉上空に移動し、3時間ばかりフライト。
荒谷山に残留していた、福場さんトップアウトし+400mゲイン。
同じく神の倉に移動するも高度を落とし一時間ばかりのフライト。
神の倉から早めに一人テイクオフした野曽原さん、北の鉄塔でリッジサーマルで一時間フライト。
北の鉄塔で皆苦労しているなか、小脇さん一人抜け出し+400mゲイン。その後2時間ばかりフライト。
日高さんも上げきれなかったが一時間ばかりフライト。
私は神の倉から2本ぶっ飛び。低い高度からの回復もなく良いとこなしだった。
マキちゃんと低い北斜面前の谷底でまわしているとき、マキちゃんフロントが潰れたらしい。
ランディング場で「キャノピーのゴミが全部落ちちゃった!」と凄いことを言っていた。

本日はベテランパイロット達が目立った日になった。
それにしても児島さん何時ごろ帰着したのだろう。
どこまで行ったやら!!
               本日のクロカン!児島さん!
来週は四国八十八ケ寺めぐりの総仕上げで、和歌山県の高野山詣である。
3日間飛べないのは辛いが、8名で行くことになっている。
来週は高野山と奈良県明日香村の報告になります。
10月6日(金曜日)  高野山詣でに出発
会社で仕事をしていて地震に遭遇。
ボロ家の二階なので大いに揺れた。
パソコンのモニターが落ちるかと思ったがそこまではなかった。震度4であったそうな!
夜、三篠の岡本家に集合、総勢8名と犬一匹での旅行である。
私のボンゴフレンディで夜9:00広島出発。中国自動車道は通行止めの所はあったが、
山陽自動車道は全線OKだった。
今回の連休は高野山詣でである。
岡本さん66歳を筆頭に殆ど60歳以上、50歳台3名、40歳台1名のパーティである。
もともとは山登りの仲間で、屋久島の宮之浦岳、四国の石鎚山・剣山・北陸の白山・長野の乗鞍岳
富士山など一緒に登った。自称『広島ロートル会』のメンバーである。
中国地方の山もあちこち登った。四国の石鎚は3回程登っている。
ひなびた温泉を見つけては入るのが最大の喜びの『ロートル』達である。
お寺を見つけて参っているうち、四国八十八ケ処全部廻ろうという事になり、
3年前から《阿波の国》《土佐の国》《伊予の国》《讃岐の国》と4回に分けて、今年5月に完了した。
最後には高野山奥の院(弘法大師のお墓のある所)にお参りするのだそうだ。
高速の藤井寺を下り、長浜ラーメンを夜2時に食べた。
10月7日(土曜日)
3人交代で夜を徹して走り続けてカーナビを頼りに走ったら、国道ではあったがえらい山道を走る
ことになった。そのまま十津川村まで走らせる。夜明け前3時に到着。車の中で仮眠。
6時頃しらじらと夜が明けてくる。
実は日本一の大吊り橋、”たにせばし”を見学に来たのである。
十津川村も日本一大きい村だそうだ。20名が定員の吊橋だが、朝6時なので誰も観光客は一人も
いない。皆で渡る。私が少し先に渡り、一人でゆっくり揺らしていたら共振して結構揺れて、
女性3人はしゃがみ込んだ。高さは50mだが長さは100m以上有ったように思う。
先月テレビでも放映されたらしい。

7時前には出発。カーナビで見ると大塔村から高野山へ道が通じている。
左折して山道を走る。こちらは山が深い。谷底からどんどん山腹を上がって行く。ほとんど絶壁に
道を切った様で、道は一車線状態で恐い。しかし一時間ばかり一台も車に出会わなかった。
熊野山脈のてっぺん付近に到着。30分位走っていると、突然、8時過ぎには高野山に着いた。
すでに宿泊地に着いているので、とにかくゆっくりする。
四国八十八ヶ所巡りの《同行一人》の白い装束をはおり奥の院へ出発。
奥の院までの参堂は樹齢1000年を越すと思われる杉木立の中、さまざまな墓が建っている。
個人の墓に混じって大企業の殉職者の墓・大名家の墓・成金、大金持ちの墓など種々雑多な
墓がある。花菱あちゃこの墓には笑った。(落書きOKの墓であった
大名家の墓に鳥居が有ったのには???であった。

  高野山多宝塔  松平家の墓。なぜか鳥居が??・・・・

四国八十八ヶ所廻って色々感じました。
まず驚きであったのは、人の願望、欲望の大きさ、深さです。絵馬やおみくじ、そして苦しい身体を
ひこじるようにして真剣なお祈りをしている人の姿を見ると、ひしひしと感じる物があります。
そして流行っているお寺は立派な建物が並んでいます。満願成就の寄付もあります。
私は信心の心がある訳ではないので、たいそうな事は言えませんが・・・・
おねだり信心は大嫌いです。何がしかのお賽銭を投げ込んでお願い事をするなんぞは
信心と遠いところにある様に思うのです。
そして成功をおさめてどんと一千万円・一億円の寄付というのも何か良くわかりませんが
(税金対策なら判るが・・・)その寄付金額をみると人の願望・欲望に圧倒されます。
その一方では八十八ヶ所巡りのお参りのお札に色違いがあります。白・赤・緑・銀・金色などです。
金色は八十八ヶ所巡りが100回以上だそうです。距離にして一回が1000Km以上あった
はずなので10万Kmですよ。(地球2周半)
何回か廻るうちに人の欲望は浄化され信心が醸成されていくのでしょうが、私にはとてもとても・・・・。
奥の院のお参りを済ませ10時過ぎだったので、高野山のお堂を廻って喫茶店に入り、モーニング
で朝食兼昼食をする。宿に入るにはまだ早いので6km先に高野槙の湯温泉の案内板が
あったので行って見る事にする。またまた谷底に降りて行く感じで平家の落人の里であった
温泉に到着。一人1000円は高かったが、アルカリ性で美人の湯系で女性は納得であった。
休憩室で一時間半ばかり眠る。

  天徳院のお庭  天徳院中庭にて

高野山に戻り宿坊を探す。高野山大学の正門隣の《天徳院》に予約していた。
まだ3時頃なので、駐車場に車を置き町を散策。
梅干の店・御陀羅尼助の店・くずきりの店・ゴマ豆腐の店・焼餅の店は焼餅が美味しそうだったので
入り、抹茶をたててもらう。
ゴマ豆腐のお店で生豆腐は一日しかもたないので広島の人には売りませんときた。
そうなるとどうしても食べたくなるのが人情で、今夜食べる分一箱とクール宅急便で到着日指定で
金曜日に送ってもらう事にする。
(※10月14日(土)神の倉早い人順に若干名試食コーナー有り!!)
《天徳院》はお庭に手入れも良く行き届き、なかなかのものであった。
夕食は当然『精進料理』である。お膳にも当然ゴマ豆腐が並んでいる。
お店の女主人が自慢していた豆腐と食べ比べする。
ゴマの皮はむき、精白した材料で作ってあるというだけあって純白である。
まず《天徳院》のゴマ豆腐を一口食べる。少し色はついているがまったりとゴマ特有の香り、
油分が口一杯に広がる。う〜ん!!ゴマ豆腐である。
次にお店で買った店主自慢のゴマ豆腐を口に入れる。????
ゴマ豆腐の味が舌に伝わらない。ネットリした口ざわりだ。仕方ないので飲み込む。
ギョッ!!舌の奥でゴマ豆腐のコクがいちどに広がり始めた。
食べた後、口一杯に広がるあの”フワー”とした感じの美味しさである。
私の様に味覚音痴には同じ物を同時に食べ比べてみて初めて判る奥行きの深さであった。



9時には就宿。明日朝6時半には本堂で”おつとめ”がある。
  
10月8日(日曜日)
早い朝食で出発。
本日は私の希望で明日香村巡りである。天気予報は雨模様であったが、何とかもっている。
本命の高松塚古墳に直行する。一日1000円の貸し自転車で名所巡りをするシステムの様である。
本気で自転車に乗るのは何十年ぶりだろう?高校以来40年ぶりである。
高松塚古墳は今は埋め戻しされているので、こんもりした竹やぶがあるだけである。
すぐ近くの地下の展示場で模写を見る。新聞で見たより思いのほか小さく繊細な図柄であった。
すぐ近くに文武天皇陵古墳があった。こんもりした小山であった。
説明板と鳥居がなければ単なる小山だ!ここにも墓が埋蔵されているのかぁ〜??

  亀石。領地の境界に置いたらしい。  ご存知!高松塚古墳の三美人

曇天のなか、風もそこそこ有りさわやかなサイクリングとなった。
天武天皇陵・鬼の雪隠・鬼のまな板・石舞台古墳・酒船石など教科書等に載っている写真そのままに
あちこちに散在している。さすが歴史の町だ!!

2時間ばかりサイクリングして雨模様になってきた。急いで駐車場に帰り、うどん屋で昼食にする。
結構美味かった。
昼からは国立明日香村資料館に行く。
埋蔵物発掘物を中心に揃え、見ごたえのある展示であった。新聞でさわがれた山田寺の回廊が
格子の現物を使用して復元してあるのは圧巻であった。ユーモラスな石像の噴水もおもしろい。
明日香村は何処を見ても小山は全て古墳に見えるし、確かに四分の一位は古墳である。
小山を掘ってみたくなるのが不思議である。
欽明天皇陵が唯一堀に水のある前方後円墳なので行ってみる事にする。
近くに猿石があり、これが墳墓に収められていたとは・・・・昔の人も茶目っ気があったのか??

  酒船石。何に使用したか判っていない。 猿石。「コラ!じろじろ見るな!!」

今夜は国民選民健康保養センター『大和路』で宿泊。新しい建物で高台にあり、夜は虫の音が
やかましい程だった。

10月9日(月曜日体育の日・祭日)  
本日は別に予定は無かったが、皆さん小・中学校で修学旅行で来た事のある”奈良の大仏様”
会いに行こうと言うことになった。
40年〜50年ぶりである。鹿しか覚えていない人が殆どであった。奈良県庁の駐車場(1000円)に
車を置き本日は徒歩での観光となった。若草公園内に色々あるがとにかく広い。
最初に東大寺に大仏様を訪ねる。1248年も前によくぞこんなでかい物を作ったものである。
昔の人の知恵には全く感服する外ない!!

  大仏様(東大寺の瑠遮那佛)  興福寺の五重塔

ひょっとすると、現代人より賢かったのではないかと思う。今は与えられたものを享受しているだけで、
私なぞは無人島では3日で死んでしまうだろう・・・。
春日大社にお参りし、この季節恒例の鹿の角切りをやっていたので見ようかと思ったが、
見物料が600円なので「やーめた!」。

赤ちゃんのお宮参りが3組もいた。おばあちゃんがだいじそうに孫をかき抱き、赤ちゃんをはおっている
着物には祝儀袋と小さな末広が沢山ぶら下がっている。
祝儀袋になにやら書いてある。広島では見ない光景に、聞いてみた。
それには『ひも銭』と書いてあるそうだ。良く見ると祝儀袋の隅には小さな穴が明けてあり、
小さな末広もセットで赤ちゃんのはおりの紐に結び付けてある。
この地方独特の風習らしい。

”興福寺の五重の塔”を見て、『猿沢の池』を巡る。この池には七不思議があるそうな。
『澄まず、濁らず、出ず、入らず(水が)、蛙(かわず)はわかず、藻は生えず、魚が七分に水三分』
だそうだ。

  猿沢の池七不思議  親亀の上にハトコを乗せて

猿沢の池を半周したところで商店街があり、割烹が並んでいる。柿の葉寿司の名人『平宗』
昼めしとする。板長ががんこ者と見え、店に来た携帯電話で話をしているお客をにらみつけていた。
板長は怖そうだったが、ここの柿の葉寿司は絶品であった。
若草公園で口汚しに2パック買い皆さんで食べたのが一個残っていた。
もったいないのでこのお店で残り物を嫁さん食べる。食べて顔をしかめた。
さっき公園で美味しい!美味しい!と言って食べたのに、この『平宗』で食べ比べると雲泥の差で
食べられたものではなかった。
このお店には『醤油』が置いてない。
余程店員さんに頼もうかと思ったが、目の前の板長が怖くて言えなかった。
2個目を食べていると1個では感じなかった味の深さが口に広がって来て、3個目以降は
嬉しくなって食べた。こんなに美味しい押し寿司や巻き物を(海苔巻きではない)食べたのは
初めてであった。『醤油を出せ』と言ったら殴られていたかもしれない。
やはり美味い物は本場で本当のお店に行かないと真実な物には出合えない様だ。
『平宗』で美味しい柿の葉寿司を食べたので”猿沢の池”を一周するのに一時間もかかってしまった。

後は広島へ帰るだけとなり、駐車場に急ぐ。遠くで雷がゴロゴロ鳴り出し、雨が降ってくる。
帰路は平穏無事で夕方6時半頃には帰着した。
10月14日(土曜日)
先週、高野山参りで3日間飛んでいないので、気が急ぎ10時にはランディングに到着。
獅子吼のAちゃんが神の倉に行くので宜しくと山本さんから聞いていた。
名前からしてかわいい娘らしい。歳を食った男性と二人連れで待っていた。他は誰もいない。
(地森さん達は荒槙に行ったあと)
小柄なかわいい娘とお父さんであった。安佐北区から送って来てもらい、お父さんお目付け役らしい。
日高さん到着したのでビジターの手続きしてもらう。

  獅子吼のAちゃん   お久しぶりで〜す

先週HPで先着若干名様に高野山の「生ゴマ豆腐」の接待を発表しておいたので、先着名様に半分
づつ食べてもらう。おおむね好評であった。
嵩ちゃんは大満足で(量は大不満足で)『どこに頼めばいいかメールください』と言っていたので
知らせる事にする。
タンデムの体験の女の子が3人ばかり来ていて、児島さん・倉田さん張り切っている。
荒谷山か神の倉か大いに迷ったが途中セブンイレブンで協議の結果、神の倉に決定。
神の倉テイクオフは風向きがコロコロ変わりあまり良くないので、昼飯を食いながらウエイティング。
12時頃、西正面2mでいい条件になってきた。
近藤のおばちゃん、一番手でテイクオフ。条件読んでいるのかどうかしらないが、
いつも元気なめげないおばちゃんである。
何でもかんでもダミーを務めてくれる貴重な存在である。
右前尾根で少しだけリフトあり。続いて日高さんテイクオフ。そして、井口さん。
皆さん鉄塔下に移動する。
高い位置で移動した井口さんついにサーマルヒットしどんどん上げ始める。
私もあわててテイクオフ。あまり高度落とさず鉄塔下左尾根で八の字で粘ってみる。
ついにトップアウト。その後は順調に高度を上げ始め、+450m(地上850m)に到達し
リフト弱くなる。井口さん荒谷山山頂に渡り、さらに高度を稼いでいる様子。
私も行ってみる事にする。県道を横切った頃からシンク音が鳴りやまず、
荒谷山テイクオフ前で鳴り止む。
弱いリフト有ったのだが、もう少し荒谷山テイクオフ上を狙って進むが、又シンク音鳴り出す。
仕方なく引き返しメインランディングに向かう。
見ると井口さんはプラス300m位でゆうゆうと廻している。
ランディング近くのお寺を過ぎ、県道の上に来ると、バリオの上昇音鳴り出す。
プラス1mも無い。”そっと そっと”と廻す。(私はいつもハイバンクなので・・・)目をつむるように
そっと廻していると、いつの間にか神の倉テイクオフと同じレベルに上昇。
『よし!』と身体を起こし周りを見渡したとたんシンク音鳴り出す。
あとはあっちこっち探し回るも下がる一方で、あっという間にランディング。
50分のフライトになってしまった。
井口さんは又神の倉上空に帰って来て3時間ばかりのフライト。さすが!!

  バリバリの飛び見た?新婚呆けないでしょう!!!   北斜面の花は広大か??   
有るか無しかのリフトでも辛抱して廻していると、少しづつ、強くなる場合もあるのだと痛感した。
根がチョロQなので、弱いリフトの向こうにもう少し強いリフトが有るような気がして
じっとしておれなくて、リフト帯を突き抜けてしまう”不良おやじ”であります。

2本目テイクオフに上がってみると、かの「A]ちゃんスタチンしたもよう。
一番見られてはいけない人に見られてしまった!。(お父さんに!!!)

初めてのエリアで様子見が長く、結局全員1本目をテイクオフした最後に自分がテイクオフし
一人宙吊りの悲しい目にあったらしい。でも人も機体も無傷で何よりでした。
私の2本目・3本目は何事も無くぶっ飛び状態。
3時頃、職場から加藤さんрオてくる。『皆んなバンバン上がっている!』とからかってやったら
頭にきて『明日は9時半に行き朝練しますー』との事。
天候が良く休日の予定が仕事日に変更だと頭にくるだろうな〜。
田舎で夕方の支度やら、向原駅前で、ちょっとした仕事が有るので、早めに切り上げる。
10月15日(日曜日)
獅子吼の「A」ちゃんの名誉のため昨日の追記
スタチン回収後ラインチェックしてすぐテイクオフ。
しぶい条件ながら+50〜100mをキープ。1時間ばかり飛んで
神の倉2本目の最長滞空保持者となった。
さすが、獅子吼の女性若手のホープと見た。



今朝は、加藤さんから9:30集合がかかっていたので、早く出かける。
到着すると中村さんしかいない。
中村さんは11時荒槙で講習会のお手伝いなので、朝一番飛んでおきたいらしい。
肝心の加藤さん来ていないのでр「れる。
「まだ家でーす」・・・「なんじゃー!早うせえー!!」とюリる。
10時頃福場さん到着。福場さんも荒槙でお手伝いらしい。
お願いして荒谷山に中村さんと私を上げてもらう。
テイクオフは前後左右にコロコロ風向き変わる。
10時半ごろ第一ブロー入り始め、中村さんテイクオフ。
少し沖で弱いリフト有ったが廻すほどでも無し。充分な高度を残しランディングへ。
荒谷山テイクオフは私一人だけとなってしまった。
弱い第二ブローが入って来たのでテイクオフ。右小山探るもリフト無し。
もう少し沖に出る。+1mのサーマルヒット。
大事に廻し続ける。テイクオフに近づきながら上昇続ける。
しかしはずしたようだ。再度沖を探る。今度ははじかれる位のリフトに突入。
ハイバンクで廻し続ける。目の前を雲霧が流れ始めた。
雲底で+480m(地上880m)で天井となったようだ。
ぼちぼち皆集合して、私の姿を見つけてワイワイ言いながら、
荒谷山に急いでいる頃だろうなー・・・。
全くの一人上げは寂しくもあるが、ほほがゆるみっ放しにもなる。
一人でニヤニヤしている。40分間のフライトであった。
私をすっぽかした加藤さんには天罰が下った!。



JR井原駅裏に降ってしまった人達を回収し、再度荒谷山に急ぐ。
ハングが先にテイクオフし、沖で渋い中頑張っていたが、3機共上げ始める。
いっせいにパラもテイクオフ開始。
小脇さん・児島さん・倉田さん・マキちゃん・嵩ちゃん・加藤さん・広大石本・藤谷等・・・
右小山沖でどんどん上げ始める。皆さん1000m位で一時間以上のフライト。
久しぶりに皆んなハッピーだった。

  あのサーマル!ハングの者だけにはしないぞ!!!  いい飛びだったでしょ!新婚呆けしてないわよ!

  えへへ〜天罰は下らなかったよ〜だ!  遠くから来ているので、少しは良いことも有るわよ!!
上がった人はあっちこっちに走って行き、沖には誰も居なくなり、
井口さんと私だけテイクオフに残った。
北風に変わり、冷たい風なのでどうしようかと迷っていたが、井口さんテイクオフし、
同じ所でサーマルヒットしあっという間に1000mの上空へ・・・。
私もすぐ準備したが、3m位のフォロー。井口さんがどんどん上昇するのを見ながら、
泣く泣くウエイティング。余程後ろ向きに立ち上げてやろうかと思った。
15分位してフォローおさまり、無風の中、”えい!やっー!”でテイクオフ。
「ゲー!何も無い」尾根の稜線上2m位を雑巾掛け。
すべり台の如くお寺上空まで行き下げ止まる。
ようやく小山を越えてランディング。荒谷山から5分のフライトは新記録か??



本日私のフライトは朝練のみ良かっただけ。
みなさんもう少し早く集合しませんかー?
10時頃には集合し、11時にはテイクオフ出来るようにしませんかー?

田舎に嫁さん迎えに4時には引き揚げた。

10月21日(土曜日)
我が家のテレビも10年以上使用した為、私と同様あっちこっち反応が鈍くなってきた。
5分位画面がぼやけたままである。近所の電器屋さんに安いのが有ったら心がけて貰う様
お願いしたところ、お店の展示物を即納する事となった。
32型のハイビジョンテレビで定価の半分以下にするとの事で今朝据付となった。
説明を聞くが多くて、よくわからん!!
リモコンのボタンも倍以上に増えてしまった。私などは本来その製品が持っている機能の
十分の一位しか活用していないと思う。情けない次第である。

そんな訳で本日は昼過ぎてからの神の倉出勤となってしまった。
到着したが、空には誰も浮かんでいない???
車は15台ばかり駐車しているのに??そして東屋にも誰も居ない。
しばらくすると、荒谷山から児島さんがメインランディングにぶっ飛んで来た。
無線で「荒れてます!!」と伝えていた。
北かぶりの為途中3回ほど潰されたそうである。暫くして2機ほど1、2回潰されながら
よたよたとサブランに降って行った。
私の車で児島さんとサブランに寄って二人回収して神の倉に上がる。
プレジャークラブの吉岡さんと大久保さんが居た。
朝7時半に集合して、朝練で2本は飛んでいた。
最近は霧がなかなか晴れないので、朝一すぐにはテイクオフ出来ないそうである。
北または北東気味であまり良くない。とりあえずぶっ飛び1本!!


2本目児島さんの車で神の倉に急行。
後で聞くとこの時、全員がハッピータイムとなったらしい。
+100から200mで30分から1時間コース。
頂上に着くと、テイクオフ松の木の枯れ枝に紫色の花が咲いていた。
テイクオフ上であおられて、吹流しのポールに引っ掛け、半回転して枯れた松ノ木(6m)に
ツリーランしたらしい。広大Fちゃん必死で自己回収。
涙ながらにのこぎりでラインを切っていた。
後で点検してみると、キャノピーに小さい穴1個のみ。後はライン3〜4本切っただけであった。
不幸中の幸いで当然身体は無傷であった。

北東気味の風で誰も出ようとしない。本日は本数稼ぎと思いさだめ、北の風4m位でテイクオフ。
少しよたよたしながら助走しテイクオフ。足が離れたとたん、前潰れ。一気に2〜3m沈下。
ブッシュの梢すれすれで前に出る。2,3秒の時間が10秒以上に感じ、スローモーション画像の
ように思われた。見事ぶっ飛び!!
そして3本目もぶっ飛び。かくしてぶっ飛び3連発で日も暮れたのでした。

BBSでアクセスしてくれた古藤さん、職場の若き女性2人連れて来てくれた。
古藤さん久しぶりのフライトであったそうだ。女性二人は山本さんにタンデム飛行をしてもらって
大感激の様子。パラの世界に参加してくれると、うれしいのだが・・・・。

                      
10月22日(日曜日) 初めての空撮
本日は9時集合でエリアの掃除である。
平生来ない人も集まって来て、あちこちで「御久しぶり」の挨拶聞かれる。
神の倉・荒谷山・メインランディング・サブランディングに分かれて草刈、掃除、テイクオフの
絨毯貼りである。平和カップでお客様をお迎えする準備でもある。
私たちは神の倉の絨毯貼りに上がった。あちこち破れたり、めくれ上がったり苔が生えて滑りやすく
なったりしている。材料は充分に有ったので全面貼りとなってしまった。
これで3年ばかり気持ちよくテイクオフ出来るだろう。
早く飛びたかったが、作業終了が1時半。


飛ぶ気だったので他の人に車を降ろしてもらう。
早々と兵萬さんぶっ飛んで行った。
ウエイティングしていると、東風が入り始め最後には南東になってしまい完全にフォロー。
兵萬さんがテイクオフしたのを見て、下から2台上がって来たが残念でした!!
荒谷山に移動しようにも人数が多すぎる。児島さん犠牲的精神を発揮して、飛んで降りる事に!!。
しばらく待つも風向き変わらないので、「後ろ向きに立ち上げる!」と言い出した。
皆も怖いもの見たさにそそくさと後ろ向きにセットし、キャノピーをささげ持つ。
少しフォロー風入って来たところで立ち上げる。・・・が上がりきらない。
やっぱり無風を待つ事にして北斜面に正規にセット。
少し東かぶりの風であったが、フロントで”えいや!”と立ち上げる。
キャノピー馬蹄形のまま北斜面の終わりまで走る。余程「ストップ!」と言おうとしたが、
さすがパワフルな児島さん!!!最後には正常な翼にして飛び出して行った。
まだ人数多いようなので、おだてられた私もキャノピー広げる。(豚もおだてりゃ木に登る!!)
南東風で完全なフォロー。無風のチャンスを待つ。
裏山の木の葉が鎮まり、吹流しも止まった。
”エイヤッ!”でクロスハンドで立ち上げテイクオフ。東かぶりがなかったので本日は成功!!
後の人はぎゅうぎゅう詰めの車で下りたらしい。



荒谷山に全員移動。北北東2〜3mでテイクオフは出来る。
次々と皆さんテイクオフ。フォロー背負って悠々メインランディングに!!
日頃メインランディングを目指さない人達も何のプレッシャー無しにチャレンジ出来た。
嫁さんも少し強めの北風(4m)の中、華麗にテイクオフ。
メインランディング目指すが、少し偏流気味なのでスピードがつかない。
届くかどうか心配していると、何を思ったか、ランデイング北側に回り込もうと
しているので、無線で呼びかける。「何しょうるん!!??」
続いて私もテイクオフ。さほど沈下もせずグラッとも来ず何のプレッシャーも無い。
デジタルビデオカメラを首からぶら下げているので、テクオフしてすぐに撮りながらフライト。
景色が変わる度に静止画でも撮った。

   足を伸ばして・・・どうだ!!!  ここがいつも良い事のあるお寺!感謝!感謝!!

小脇さんがあっちこっち遊んで低い高度でランディングに向かっている。足を伸ばして一枚”パシャッ”
右の写真はいつも美味しい思いをさせてくれる幼稚園の有るお寺です。
なぜかここは良いサーマルが発生している事が多い。
荒谷山からテイクオフして最後のサーマルチャンスのポイントであり、頑張って結構報われた人も多い。
私も何度か救われた貴重なポイントである。



山本さんは福山の数学の石田先生と西村さんが来るというので荒槙牧場に講習に行った。
後で聞くと練習には非常に良い北東風が入って来ていて、
石田さんは昼からなのに8本もフライト出来たらしい。

古藤さんも神の倉エリアメンバーになりました。彼はP証なので単独で来られるでしょうが・・・・
皆さんと早くお友達になりましょう。

PS(1部削除しました。)
昨日女性2名入校と書いたが私の早とちりだったようである。
ひょうたんから駒で本当になってくれると嬉しいのだが・・・
 特 報!
津島さんが私の画像にポエムを付けてくれた!。
同じ画像を見てもいろいろ感性があるものだなぁ〜!!
下記を開いてみて下さい。
http://tobikame.hoops.ne.jp/framepage6.htm
感想はBBSへカキコ。
10月28日(土曜日)
朝起きると小雨が降っている。
3時頃安佐南区東野の登山用品店「ドンマンノール」に出かける。
実は12月29日から1月7日でネパールにエベレストを見に行く事にしたのである。
見に行くといってもカトマンズから更に飛行機でルクラまで行き、登り3日・下り1日(テント泊4日)の
行程である。テント泊では「ウオシュレットが無い!」「虫やヘビが入ってくる!!」等と
喚いていた嫁さんを説得して、ようやく実現しそうである。
若い時から「一度は世界一のエベレストをこの目で見てみたい!」と思っていた。
昨年の大腸ポリープ騒ぎで「行ける時に行っておこう!!」と思い立ち、今回の計画となった次第である。
ネパールへの飛行ルートも変わったのがあったので、そちらにした。
中国西南航空チャーター便で、名古屋発その日には西安か重慶に一泊。
翌日はチベットのラサ上空(街が見えるらしい)を飛びヒマラヤ山脈越えの飛行ルートである。
行きも帰りも同じコースなので、晴れていればヒマラヤ山脈を眼下に望むなんて夢のようである。
4日間も高地を歩き通せるか心配だが心は早、8848m(エベレスト)である。
到達最高高度は初歩のトレッキングコースなのでエベレストビューの3880mである。
荷物はすべてポーターが持ってくれるし、食事はコックたちが先行し、目的地に到着すれば
テントも食事の支度も出来ているという、まるで大名旅行である。
私の体力には丁度よい。



トレッキング案内のビデオも買ったので、週3回ばかり繰り返し見ている。
丁度良い斜面が映っていて、どこからでもテイクオフ出来そうである。
但しアウトランしたら深〜い深〜い谷底にはまって、出てくるのに10日はかかりそうな地形である。
以前パラワールドでインドヒマラヤを飛んだレポがあったのを思い出し
ワクワクしながらビデオを楽しんでいる。(パラを持って行くわけではありませんよ)
年末に向けてすこしづつ準備を進めている。
「ドンマンノール」では吸湿・速乾・保温にすぐれた下着類や、シャツ・スボン・手袋・靴下等買った。
シェルパ族の村ナムチェバザール(3440m)でも最高気温8℃、最低気温ー7℃らしいので
防寒具はどうしようか?
そうそう携帯用「ウオシュレット」は買って行く事にした。
山に行く資格はないか・・・・??

10月29日(日曜日)
起きた時は小雨がポツポツ程度であったが、雨は止んだ。
1時ころ田舎におばあさんの様子見に行くので、パラは一応積んで家を出る。
曇天で雲量100%である。
今日は誰も居ないだろうなー・・・と思いつつランディング東屋に到着。
はたして、車1台もいない!!!
とうとうパラ中毒重症患者は私だけになってしまったか・・・・。
重症患者の石田さん・大方さん・福場さん・小出さん等は何処へいったやら・・・
なんだかさみしいやら、不安(私だけ病気?)である。
昨日も飛んでないので嫁さんにお願いして神の倉にあげてもらう
北風0・5m有るか、なしかの微風。とにかく飛びたかったので1本ぶっ飛ぶ。
何もせずただ、ただ、空中を漂った!やれやれ、大いに気が晴れた!!
おーい!パラ中毒重症患者は何処へ行った!!!



PS 月曜日になって石田さんから下記メール届いた。

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日曜日、出がけは雨が降っていましたが取りあえず神の倉へ向かいました。
途中、山本さん、日高さんの車とすれ違い何だかいやな予感がしましたが
LDへ着いてみるとやはり誰もいません。お昼前だったので取りあえず、コンビニへ
弁当を買いに行きました。
コンビニのドアを開けると、児島さんが黙々とコピー取っていました。
何か手伝いましょうかと言ったのですが、今日は良いと言うことだったので
東屋へ帰り弁当を食べていました。
しばらくすると福場さんが来られ誰もいないのでハングのクラブ
ハウスへ行って見ると言われたので私も付いていきました 。
クラブハウスでは宴会の準備の真っ最中で高見リーダーをはじめ10人位の人がいた
と思います。そして兵万さんが サリータさんと登場、その後地森さん、鍛冶ちゃ
ん、足刈さん とクラブハウスにはどんどん人が集まり大宴会となっていきました。
そして多分2時過ぎ頃だと思いますが、何気なく神の倉のTOを見ると何と人がいる
ではありませんか。誰だろうと思って見ているとTOした機体はやっぱり赤いイプ3
の不良おやじさん
ではありませんか。
LD後何度も携帯に電話したのですが応答がありません。
地森さんが「いい風が入っているよ、」慢出来なくなった私と足刈さんは
こっそり抜け出し急いで神の倉へ上がりました。
「あれでもと思いアルコールは我慢していて良かった(^_^)v」
 TOは、良い南西の風が吹いていましたが、私たちの準備が出来ると
同時くらいに無風になってしまいぶっ飛びでしたが私は、満足でした。
その後なに喰わぬ顔でクラブハウスに戻るとみんなサリータさんから
フラメンコのステップの手ほどきを受けていましたがこれが大変難しくハード、
やはり私は見ているのが1番ですね。
夕方ハングの小宮山君たちとTOに上がりまたまた無風の中をぶっ飛び、
一番最後に降りた小宮山君はかなり暗い中3台の車のライト点灯、
しかしライトに向かって降りるため結構眩しいとの事でしたが、
あの暗さで降りてくるハングのLDのほうが怖かったです・・・・(^_^;)  。
長々と書いてしまいましたが、暇なやつと笑ってやって下さい。
また週末お会いしましょう。
   石田
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良かった!パラ中毒重症患者は私だけではなかった!!